ホームに立ち また考える
僕は何のために生きてきたのかを
夢や憧れもあったけど
何ひとつ叶わず 終わってしまった
それでも真面目に生きてきたのに
今は もう 絶望しかない...
あの電車に乗って 何処でもいい 遠くに行こう
この現実 振り切れる場所まで
明日のことなんか もう考えたくないから
何もかもを 忘れさせてよ
信じることもできなくなって
涙が止めどなく 僕の頬を伝う
僕に何の価値もないなら
いっそ 殺してくれればいいのに
認めてもらえない虚しさだけが
絶望へと 僕を誘う
あの電車に乗っている人は 幸せだろうか
もしそうなら 羨ましく思う
もう笑顔さえ失くした僕を 愛する人なんて
誰一人も いないのだから
僕は何処で何を 間違えてしまったのだろう
何もかもが 哀しくなってきた
報われることもなく 生きる意味もないのなら
生きていても 仕方ないよね
あの電車が 僕の全てを終わらせてくれる
さあ帰ろう 何もない世界へ
これが僕の最後の 一握りの勇気だから
さあ踏み出そう あと一歩だけ...